
圧倒的な利益率で稼ぐ人たち
以前このブログでもご紹介した、元医師で現在は複数の会社を経営している大阪の熊野さん。
ここ最近はさらにその成長が加速して、成功事例をご報告いただいています。
彼がもともと行っていた事業は法人向けの工具販売や健康食品の販売。
いずれの商品もまずまずの利益率を保っていましたが、もっと高い利益率の商品を探していたんですね。
そして私の会員になっていただいた頃から、幼児向けの教育教材を販売するようになりました。
こういった教育教材というのはDVDなどがメインになってくるため、製作コストが極めて低いわけです。
つまり、利益率が高いのです。
ここ数ヶ月売上が一千万円を超えるように
これが大好評で、会社のメイン事業となるくらいの利益が出るようになったそうです。
この幼児向け教育教材とは別に、同じく私の会員さんとジョイントをして、幼児向けではない教育教材を扱うようになったんですね。
以前聞いた時には、それぞれ100万円ずつの利益が取れるようになったと言っていました。
200万円の利益を折半しているということですね。
それが先日聞いた時には、ここ数ヶ月売上が一千万円を超えるようになったそうです。
利益額はここでは書けませんが、自社製品の教材なのでだいたいは想像がつくかなと思います。
もちろん、永遠にこの売上が続くわけではありませんが数字的には凄いですよね。
ちなみに、この教材は一式10万円するらしいですが、一千万円の売上を達成するのに100人が購入すればよいわけです。
10万円という金額は別として、100人だったら何となく販売できそうな気持ちがしますよね。
毎月1000人に販売しなければならないとなると、ちょっと大変な気がしますが、100人だったら十分に可能な数字に思えてきます。
フェイスブック広告を始めた
それでは、なぜ急激に売れるようになったのでしょうか。
これは、前回のブログでご紹介したフェイスブック広告を始めたからです。
従来はヤフー広告とアドワーズ広告の二枚看板でしたが、ここにきてフェイスブック広告の反応がとても良くなっています。
これはスマホとフェイスブックアプリの相性が極めて良いからです。
暇さえあれば、スマホからフェイスブックにアクセスをしている人がたくさんいるわけです。
つまり、スマホの利用率が上がれば上がるほど、フェイスブックの広告がクリックされるということですね。
逆にグーグルの検索エンジンなどは徐々に使わない方向へ進んでいるようなので、従来の検索広告は頭打ちになっていくのかもしれません。
ただし、成約率という面ではまだまだ検索広告の反応が一番良いので、それは頭に入れておく必要があります。
利益率が高いメリット
さて、私が起業した時に先輩から教わったのは、利益率の高いビジネスがいかにやりやすいのかということでした。
もちろん、利益率だけではなく先ほどのように商品やサービスの価格が高いほうが良いです。
それでは、利益率が高いとどんなメリットがあるのかを書いてみたいと思います。
1.少ない顧客数でもビジネスが成り立つ。
2.顧客数が少ないために少人数、もしくは一人でもできる。
3.広告宣伝費を十分に掛けることができる。
まず1つ目のメリットですが、利益率が高いと少ない顧客数でも十分にやっていくことができます。
例えば、A社とB社で商品やサービスの価格が同じであれば、利益率20%と40%では倍違うということになります。
ということは、顧客数が半分であっても同じだけの利益を獲得することができます。
次に2つ目のメリットですが、顧客数が少ないために少人数でも経営が成り立ちます。
毎月1000人のユーザーに商品を販売している場合と100人に販売している場合では、当然カスタマーサービスに充てる人員も変わってきますよね。
これはまさにインターネット時代を表しているのですが、パソコンが1台あれば十分にビジネスが成り立ってしまうということもあるわけです。
そして3つ目のメリットは、広告宣伝費を十分に掛けることができます。
つまり、利益率が高い商品やサービスの場合、PPC広告などに費用を掛けられるわけですね。
逆に利益率の低いビジネスの場合、広告費によって赤字になってしまう可能性があります。
当然、ビジネス的には広告費を掛けられる方が有利ですし、精神的に余裕が出てきます。
高額商品であればあるほど相乗効果
というわけで、利益率の高いビジネスの特徴がお分かりいただけたと思います。
また、利益率の高いビジネスを行う場合は高額商品であればあるほど相乗効果が出てきます。
もちろん、安い商品であってもメリットは出てくるのですが、1000円の商品を販売するよりは1万円の商品を販売したほうが良いですね。
なぜなら、同じ利益率であれば利益額が10倍も違ってきますから。
皆さんも利益率についてゆっくりと考えてみると良いでしょう。