
10年後に無くなる仕事とは?
以前、あるサイトを見ていましたら、10年後に無くなる仕事のランキングが掲載されていました。
https://careerpark.jp/38103
このサイトによると、
1.電車の運転士・通訳・速記・レジ係
2.新聞配達員・郵便配達員
3.訪問型営業
4.コールセンター
5.プログラマー
人工知能の発達やインターネットのさらなる発展で、これらの仕事は無くなると書かれています。
全部が無くなるとは思えませんが、雇用の形態は変わってくるでしょうね。
以前、このブログで「機械との競争」という本が紹介いたしました。
内容を簡単に言うと、今後は機械に雇用が奪われていくだろうというものです。
ここで言う機械というのはテクノロジーですね。
そして、テクノロジーを使いこなしている人と使いこなせない人で、将来ますます二極化するという恐ろしい結論となっています。
つまり、使いこなせている人は企業にとって重要な存在となり、使いこなせていない人は機械に雇用を奪われてしまうということです。
例えば、次々に出現するテクノロジーを、使いこなしている人は社内でも重要なポジションを任されるようになり、起業家であればビジネスチャンスに恵まれるわけです。
しかし、使いこなせていない人は仕事を機械に奪われてしまうのです。
これって、怖い話ですよね。
600人の中の5人
この本を読みながら、私が実際に体験したことを思い出しました。
今から15年以上前の話になります。
当時、私は全国に600人ほどの従業員を抱えるチェーン店で働いていました。
ちょうど、ウィンドウズ95が発売された直後で、会社でも数台導入することになったのです。
最初はみんな興味津々で触ったりするのですが、しばらく経つと誰も使わなくなってしまいました。
私は特に興味があったわけでもないのですが、同期のライバルに少しでも差をつけたいという気持ちがあったので、本を買っていろいろ勉強したんですね。
ワードの使い方とかエクセルの使い方とか(笑)。
すると、社内である程度パソコンが使えるのは、私を含めて5人くらいになったのです。
600人の中の5人ですよ(笑)。
逆に、同期のライバルはまったく使いこなすことができずに、「パソコンってワープロの高性能版でしょ?」などと言っていました。
1年後、どうなったと思いますか?
人生そのものが大きく変わりました
社内で5人くらいしか使えないわけですから、何かあると、平賀さんに頼もう、ということになるわけです(笑)。
今思えば、それも簡単なことですよ。
この文章をワードで書いて印刷して欲しいとか、お客様に出すハガキを印刷して欲しいとか。
当時の私の本職はお店の集客と従業員の管理教育だったんですね。
でも、やっていることはハガキの印刷だったわけです(笑)。
ただ、その当時、人のできないことをやっていたので、会社での評価は高かったようです。
その後、店長に昇格しましたからね。
そして、5年後には人生そのものが大きく変わりました。
この時に学んだことがネットビジネスにつながり、本を出したり、多くの会員さんに恵まれたりすることとなったのです。
パソコンをほんの少し勉強したことが、その後の人生を大きく変えてしまったわけですね。
そこにあったのは、新しいものを学んでみようという気持ちだけだったのです。
達人になる必要はない
一方、同期のライバルはどうなったのでしょうか?
パソコンがワープロの高性能版だと言って学ぼうとしなかった人は、その後数年経ってもまったく操作することができませんでした。
結果的に、社内で重要なポジションに就くことはありませんでした。。。
冒頭でご紹介した「機械との競争」で書かれているのは、このことなんですね。
その道の達人になる必要はないのです。
パソコンが普通に使えればいい。
スマホが普通に使えればいいのです。
時には、流行っているアプリを使ってみることも必要でしょう。
もともと、誰もが使えるように設計されているわけですから、ちょっと勉強すればマスターできるのです。
先駆者利益が得られる!?
私は過去の経験から、新しいものはすぐに使ってみることにしています。
なぜなら、「必ず自分の将来にプラスとなる」ことを知っているからですね。
ここが大事なところです。
スマホもできるだけ最新機種を使うことにしていますし、流行りのスマホゲームなども楽しむことがあります。
あとは、ネットのサービスもできるだけ試してみるようにしています。
自分がやったこともないのに、会員さんにアドバイスできませんからね。
例えば、ブログは2004年の8月にスタートしました。
アメブロは2007年の6月、フェイスブックも比較的早かったと思います。
あとは、LINEやインスタグラムですね。
などなど、これからも早めにやっておくことで先駆者利益を得られるかもしれません。
というわけで、機械に使われるのではなく、使いこなすことが大事だという話を書きました。
結局、知っているか知らないかだけの差なのだと思います。
何度も言いますが、達人になる必要は全然ありません。
普通に使えれば、それだけで勝ち組になる可能性が高まるのですから、やらない手はないと思います。