内職や副業について考える
内職を副業にする場合、いちばん無難な仕事とは？
内職を副業にする場合、仕事ができる時間も限られていますので、少しでも単価がいい仕事に就けたらいいですね。
そのためにも、パソコンの技術のスキルアップなどは必要ですが、あまりにも高い受講料が必要な講座は要注意です。
また、講座終了後に仕事の斡旋することを前面に出しているサイトもありますが、少しでも不安な点があったら、あっさり断るくらいの強い気持ちをもちましょう。
プラスチック材料のカットなどの内職を副業にする場合、それに必要な道具類は依頼主企業から「貸与」の形が多いです。
いちばん無難な仕事は、無料で会員登録できるアンケートサイトなどでポイントを貯める方法です。
少しの時間でもできますし、複数のサイトに登録すると数をこなすことができます。
内職をすることで無駄遣いを見直すきっかけに
副業で内職をするためには、それ相当の場所も必要になります。
昔ながらの手作業の仕事をする場合、最低でも材料や完成品を置く場所を確保しなければなりません。
また、仕事の内容によっては、音や臭いによる近所迷惑にも配慮することも大切です。
そして、極めつけともいえるものとして、仕事をする部屋の光熱費の問題があります。
収入よりも光熱費のほうが高くつく場合、副業に内職を選ぶことに疑問をいたくこともあります。
しかし、どんな仕事でも、収入よりも経費のほうが多くなることは起こりうることです。
むしろ、日常生活における無駄遣いを見直すきっかけにもつながります。
節約ブームの昨今ですが、在宅での仕事を機に、13年間「月1万円生活」を実施している例もあります。
収入が欲しいのにお金を要求される？
ここでは、内職や副業について改めて考えてみたいと思います。
内職を副業にする人は昔からかなりいますが、最近では「在宅ワーク」という呼び方もあり、文字どおり在宅でできる仕事の選択肢も増えてきました。
そこで問題になるのは、なんらかの仕事を始めるために使うお金、つまり初期投資が必要かどうかですね。
データ入力などの求人を見つけて資料を請求すると、より多くの収入を得るためにと講座受講を進められるケースがあります。
少しでも多くの収入が欲しいというのは、みんなが願うことですね。
また、そのための出費をしても元が取れるから……などといわれると、ついついその気になってしまいます。
しかし、収入が欲しいのにお金を要求されるのは、冷静に考えると不自然なことですね。
副業にスマートフォンを利用する
スマートフォンで副業をする場合、社会人として常識ある行動を
スマートフォンで副業をする場合、時と場所を選ぶことも大切です。
仕事中はもちろんのこと、友人や知人といっしょにいるときにスマートフォンをいじるようなことは、極力避けるようにしたいですね。
もちろん、家族との食事中もNGです。
テレビをつけっぱなしにして食事をすることは、食育上けっして好ましいものではありませんが、お箸やスプーンを持ちながら、一方でスマートフォンの操作をすることも避けましょう。
これは、スマートフォンで副業をするためのモラルという以前に、しつけにも関係してきます。
特に、小さいお子さんがおられる家庭では、日々の行動に十分な注意が必要です。
子どもは、親のいうことは聞きませんが、親がしていることはマネするものです。
仕事云々いう前に、社会人として常識ある行動をしたいですね。
副業をスマートフォンでするにはパソコンとの情報共有も大切
副業をスマートフォンでスタートするためには、パソコンと情報を共有することも大切です。
メールでのやりとりはWebメールはパソコンをメインにして在宅で仕事をしている人には大変便利です。
ファイルなどはクラウドサービスを利用してパソコンとスマートフォンとで共有することができます。
副業にスマートフォンを使うメリットとして、ブログを活用したアフィリエイトの場合、ブログ記事の更新が手軽にできることがあげられます。
アフィリエイトで収入を得るためには、ブログ記事を定期的に更新することに意味があります。
そのためには、出先でもブログ記事の更新ができることは、忙しい人にとっては大変ありがたいことです。
スマートフォンの基本的な機能だけでも活用しよう
「副業をスマートフォンでスタートする」という趣旨とは少し違うかもしれませんが、固定電話に掛かってきた電話を自動転送している人もいます。
こういうシステムの利用は、ひとりで仕事を立ち上げている個人事業主が外出する場合、リアルタイムで電話対応ができるので大変便利です。
また、固定電話の転送だけでなく、留守電機能を付けるなど、副業にスマートフォンを利用すると便利な点はいろいろあります。
在宅で副業をする時の心構え
在宅で仕事をする場合、公私混同しないことが大切
副業で内職をする場合、心掛けるべきことは外で働くときと同じです。
つまり、職場が家庭に変わるだけで、仕事に対する責任感は変わりません。
むしろ、在宅で仕事をする場合、「公私混同しない」という強い意志をもつことが求められます。
副業に内職を選ぶ人のなかには、子どもが小さい場合もあります。
そういう場合、仕事に集中できる環境づくりが大切です。
また、子どもやペットが触ったり壊したりしないように、仕事に使う道具や材料の管理には十分注意をしましょう。
もちろん、守秘義務に関わるデータを扱う場合は、くれぐれも慎重にするよう心がけましょう。
たとえば、紙資料を廃棄する場合、シュレッダーに掛けたり、2つのごみ袋に分散して捨てるなど、万全の対策をすることも大切なことです。
ネットビジネスのためには、ある程度の費用も必要
副業にネットビジネスを選ぶためには、可能な限り最新のIT器機を揃えることが必要です。また、パソコンやプリンターは修理やメンテナンスに備えるためにも、複数台を使える状態にしておいたほうが安心できますね。
パソコンのセキュリティソフトには複数台に入れられる製品もありますので、それを導入すると1台分の費用で済みます。
このように、副業にネットビジネスをするためには、ある程度の費用が掛かることは避けられないことです。
ちなみに、プリンターは同機種で揃えたほうが、インクカートリッジの効率利用にもつながります。
ビジネスの基本、自分の信頼を勝ち取ることが大切
副業でネットビジネスをする場合、選んだ職種にもよりますが、いずれにしても自分の信頼を勝ち取ることは大切なことです。
オンラインショップなどをする場合、商品の発送を迅速にすることが求められます。
しかも、商品が壊れないように荷造りするなどの配慮も大切です。
また、商品内容や荷物の不着などの照会を受けたときも、迅速に、そして誠実に対応するように心掛けたいですね。
そのほか、副業のネットビジネスにはデータ入力業務などもありますが、この仕事も依頼主との信頼関係を築くことが大切です。
少しでも疑問に感じたことはひとりで解決しないで、できるだけ早く相談するという「報・連・相（ほうれんそう）」の精神をもつように心掛けましょう。
IT器機について理解しようと努力する姿勢が大切
副業にネットビジネスを選ぶ場合、とにかくIT器機について理解しようと努力する姿勢が大切です。
機械ものは全然ダメという「自称・重度の機械オンチ」もおられるかもしれませんが、目の前の課題は克服するためにあるのです。
また、自分で努力して乗り越えたことが自信につながり、それが新たな仕事へと結びつく可能性もあります。
副業でネットビジネスをする場合、絶対に避けたいこととして、パソコンや回線のトラブルがあります。
回線トラブルの解決方法のひとつとして、ローカルエリア接続をリセットする方法がありますので、きちんと手順を覚えておくといいですね。
また、インストールしたプログラムの更新を推奨する画面もよく出現しますので、必要に応じて行いましょう。
仕事に対する姿勢は、社会人としての基本
在宅で副業を始めるためには、自分に合った仕事選びが大切です。
仕事をするために使える場所の有無によっては、職種を絞ることも必要です。
たとえば、DMの封入れ作業をする場合、四つ折りしたチラシを置く場所や、のり付けした封筒を並べる場所など、かなりのスペースが必要になることもあります。
また、電子部品の半田付けをする場合、臭いに対する配慮も必要になります。
このように、在宅の副業によっては、いろいろとクリアすべき課題もでてきますので、仕事を始める前に十分検討しましょう。
そして、いったん引き受けた以上は、どんなことがあってもやり通すという責任感の強さも大切なことです。
仕事に対する姿勢は、仕事の場所や職種とは関係なく、社会人としての基本です。
在宅の仕事はすべて自己責任という姿勢で
この記事を読んでくださる方のなかには、社会人一年生もおられるかと思います。
社会人になると、自分から仕事を求める「能動的な姿勢」が必要になり、そこが学生時代とは根本的に違うところです。
また、学生時代にアルバイトを経験した人もおられると思いますが、社会人になると仕事上での責任も違ってくるというのが一般的な考えです。
しかし、アルバイトをするにしても、在宅で副業をするにしても、仕事に対する責任は同じだという心掛けをもつことが大切です。
むしろ、在宅で副業をする場合、直接相談できる上司が目の前にいないのですから、取引先との業務連絡はすべて自己責任になります。
自分で仕事をするということは、すべてにおいて自分で責任を取るという姿勢が望まれるのです。
仕事に対する責任感やプロ意識が大切！
数ある副業（サイドビジネス）に内職を選ぶ場合は、在宅でできるメリットを最優先してのことが多いといえます。
また、育児や介護などの都合で働きに出られない人の場合、やむを得ずということもあるかもしれません。
しかし、どのような理由があるにしても、副業（サイドビジネス）で内職をしていることに責任をもつことが大切です。
もし、対価が極端に低く、仕事に要する電気代にもならない場合でも、仕事に対する責任感やプロ意識をもっていると、思わぬところで役立てることもあります。
とにかく、人生に無駄はないことを肝に銘じておきたいですね。
それと、副収入による年間所得が20万円を超えると確定申告の対象になりますので、くれぐれも忘れないように注意しましょう。
副業詐欺について
悪徳業者に引っ掛からないことが大切
在宅で副業を始めるときは、いろいろなサイトを閲覧して情報収集する機会も多いと思います。
在宅で副業を始めるためには、まず、悪徳業者に引っ掛からないようにしましょう。
求人情報のなかには、明らかに怪しいものもありますので、少しでも不安を感じた場合は、深入りしないことが大切です。
「アメとムチ」ということばが適切かはわかりませんが、仕事の斡旋をうたい文句にしながら「高額な教材の販売が目的」というケースもあります。
特に、契約を急がされた場合ほど注意が必要です。
また、求人のある企業の住所が実在するかどうかを確認することも大切です。
不審な点がある場合は、仕事を始める前に消費者センターに相談するなどワンクッション置いて決断しましょう。
悪徳業者の事例は、こういうケースも
いつの時代にも、どこの世界にも、悪は存在します。
大切なことは悪を見抜く力ですが、その見極めは、時代が進むにつれて極めて困難になったといっても過言ではありません。
サイドビジネス（副業）の初心者には、パソコンやインターネットの仕組みについて、あまり詳しくない人もいるかもしれません。
また、サイドビジネス（副業）の初心者でなくても、実際に経験してみないと気づかない事例もたくさんあります。
メールアドレスは引越し後も継続して使うことができますが、その利点を逆手に取って、所在地を転々としている悪徳業者もいます。
また、頻繁な引越しと社名変更を悟られないために、電話で部署名だけを名乗る業者が悪徳業者だったという事例もありますので、要注意です。
副業でも確定申告が必要な場合がある
節税対策のために
サイドビジネス（副業）の初心者にとって、気になるのが確定申告です。
結論を先に言うと、なんらかの副収入による年間所得が20万円を超える場合は、確定申告の必要性が生じるということになるのです。
この年間所得というのは、1月1日〜12月31日が対象になり、計算方法は、収入から必要経費を差し引いた金額ということになります。
サイドビジネス（副業）の初心者の場合、仕事のための設備投資が必要なこともありますので、初年度の所得が20万円を大きく超えるようなケースは少ないかもしれません。
しかし、20万円を微妙に超えることが予測される場合は、費用計上できる対象がないかどうか、いろいろな可能性を考えることも、節税対策としてお勧めです。
お金の管理をきちんとしておくことが大切
副業（サイドビジネス）を始める場合、同時に、お金の管理をきちんとできるように習慣づけましょう。
というのは、年間所得が20万円を超えた場合に必要な確定申告を意識してのことですが、いろいろな面で、お金の管理をきちんとしておくことは大切なことです。
確定申告に関連して、必要経費の領収書やレシート、貯金通帳などはきちんと保管しておきましょう。
もちろん、それ相当の理由づけも必要になりますので、いくら領収書があっても仕事と直接関係のない、使途不明金を費用計上できないことはいうまでもありません。
