
検索の仕方は人によって違う
先日、「シチズンフォー スノーデンの暴露」という映画を観ました。
アメリカ政府が個人情報を監視、収集していて、尚且つ同盟国の盗聴も行っているという内容ですね。
大きな問題になった件なので、覚えている方も多いことでしょう。
告発をしたのは、CIAとNSA(国家安全保障局)の職員だった、エドワード・スノーデン氏。
現在はアメリカより逃れ、亡命先のロシアに滞在中だとか。
カメラを乗っ取ってしまう!?
この映画で興味深かったのは、個人情報の監視や収集に関してですね。
メールに関しては、Gメールとかヤフーメールを収集してしまうわけですから、アメリカの権力を使えば簡単にできるだろうなと思ってしまいます。
また、映画内ではフェイスブックの個人アカウントにアクセスをして、誰と友達なのか、活動エリアはどこなのかを一瞬にして弾き出してしまいます。
しかし、驚いたのはノートパソコンに付いているカメラにアクセスする部分です。
皆さんもスカイプなどを使う時に、カメラを使用することがあると思いますが、このカメラを乗っ取ってしまうわけですね。
映画の内容では、フェイスブックの個人アカウントにアクセスをして、そこからカメラに接続しているみたいでした。
技術的には可能なんでしょうね。
映画の中でもスノーデン氏が自身のノートパソコンのカメラ部分にテープを貼っていましたが、そういう時代が来るのかもしれません。
ただ、私達のような一般人の場合はカメラにアクセスされることも無いのですが(笑)。
ドキュメンタリー映画としては良いと思いますので、ぜひご覧になってみてください。
検索の仕方は人によって違う
さて、本題に入りたいと思いますが、検索の仕方って人それぞれ違いますよね。
キーワードの入れ方とか、そもそもグーグルを使わないとかですね。
例えば、身近に10〜20代の若者がいたら、「○○を検索してほしい」と言ってみてください。
おそらく、グーグルよりもフェイスブックなどのSNS内で検索する人が多いかもしれません。
私も先日、身近な若者に先ほどのお願いをしたら、フェイスブックを使っていました。
検索はグーグルだろ、と考えるのは古いのかもしれません(笑)。
ただ、フェイスブック等のSNSで検索をすると良い面もあるんですよね。
「いいね!」の数とかコメントを見ながら判断ができるので、情報に信頼性が出てくるという面でグーグルよりも良いかもしれません。
真実の情報を見極めるには?
ネットの情報というのは、良くも悪くも真実かどうかを見極める必要が出てきます。
そういう意味では、フェイスブックで「いいね!」が多数付いていたり、良いコメントが入っていると信用してしまうこともあるでしょう。
ちなみに、私の検索方法というのは複数の媒体でチェックすることにしています。
ウラ取りをしているような感じかもしれません。
まず最初にグーグルで検索しますね。
その次に、最近はYouTubeを使うことが多くなっています。
なぜYouTubeかといいますと、映像で観たいということが第一ですが、以前に比べると更新スピードが早くなったと思います。
スピードでいうなら圧倒的にツイッターだと思いますが、私はあまり使わないので、上記の2つを使うことが多いですね。
いかにスマホサイトを見やすくするか
というわけで、検索の仕方というのは有力媒体が増えることで多様化しています。
多様化の元になっているのは、明らかにモバイルの発達ですね。
フェイスブックとかツイッターがこれだけ使われるようになったのは、スマホの進化に比例しているからだと思います。
スマホで検索する場合、フェイスブックやツイッターのアプリって見やすくて使いやすく出来ているんですよね。
そう考えると、私達のようにネットビジネスをしている場合は、いかにサイトを見やすくするかがポイントになってきます。
前回メルマガに書いたロングテールを狙う際のページ構成ですが、ページ内リンクを使いながら1ページで作ったほうがスマホでは見やすいと思います。
以前のようなコンテンツごとにページを分けてしまうと、どうしても別ページが立ち上がる形になるのでスマホでは見難くなってしまいます。
グーグルもスマホでの利便性考えて、こういった構成のサイトを上位表示させるようになったのでしょう。
実際に、パソコンの検索では上位に入っていても、スマホでは順位がかなり悪い例も多く見受けられます。
数年前に導入されたモバイルフレンドリーがより明確な形となって順位に反映されるようになっています。
この辺も十分に気をつけていきたいところです。
検索は検索エンジンだけじゃない
検索の仕方というのは、大きく分けると年齢やネット歴などによって変わってきます。
若者向けの商品やサービスを扱っているのであれば、迷わずソーシャルメディアを狙っていく必要がありますね。
また、中高年がターゲットであれば検索エンジン対策を強化する必要がありますが、これは長期的な対策になるのでうまく広告を併用するのが良いでしょう。
現在のように検索が多様化して複雑になればなるほど、生半可な知識ではビジネスとして成功することは出来ません。
逆に言うと、しっかりと勉強している人はチャンスが多いということになりますね。