
はじめて売れた瞬間
先日、会員さんから嬉しいご報告がありました。
自分で作ったホームページからはじめて商品が売れたというのです。
その商品というのはオリジナルの財布です。
許可を取っていないのでNさんとしておきましょう。
もちろん、Nさんはネットビジネスが初体験ではなく、自分のサイトを作る前にオークションを経験しています。
しかし、自分のサイトから商品が売れたというのは喜びも大きいでしょうね。
なぜなら、ヤフオクやアマゾンに出品をして販売するというのは、集客をポータルが勝手にやってくれているわけです。
一方で、自分の独自サイトというのは集客を自ら行わなければなりません。
自分で集めたお客様が自分で作ったサイトで商品を買ってくれたというのは、特別な気持ちが湧いてくると思います。
平賀がネットではじめて商品が売れたときのこと
実際に、私自身もはじめて商品が売れたときのことを今でも忘れません。
私がネットビジネスを始めたのは今から15年も前の話になりますが、自分で作った小冊子をネット販売しようと思ったんですね。
知る人ぞ知るヒミツの小冊子、のような感じで売りたかったのです。
これはその後、情報販売として大きく成長していくことになります。
当時はネット集客なんて知りませんから、自分でホームページを作ってほったらかしにしていたんです。
すると、何もしていないのに数時間後には商品が1つ売れたんですね(笑)。
おそらく、掲示板に「ホームページが完成しました」といった書き込みをしていたので、そこから購入者が来たのではないかと思います。
しかし、ビギナーズラックはここまででした。
その後、数日間は売れない日が続いたので、ネット集客をしなければならないと思った次第です。
検索エンジン対策での平賀の失敗
その当時考えられるネット集客は限られていて、検索エンジン対策、メルマガ、あとは先ほどの掲示板への書き込みくらいでしょうか。
PPC広告はまだ存在していなかったと思います。
検索エンジン対策ではちょっとした失敗をしてしまったことを覚えています。
あなたのサイトを5位以内に入れます、みたいな宣伝文句につられて(笑)、業者のサービスに申込んだのです。
確か10万円だったと思います。
当時サラリーマンだった私にとっては、とても大きな金額でした。
しかし、検索順位は一向に上がらず、終いには業者と連絡が取れなくなる始末。
こういった失敗を経て、たどり着いたのがメルマガでの集客でした。
このメルマガ集客は、背筋がゾクゾクするほど爆発的に売れましたね。
その後、私は自分で体験したネット集客とホームページ作成を教えるようになり、会員さんから多くの成功者が出てきたのです。
会員さんの事例では、私の数倍売れた方もいましたね。
ホームページを自作するメリットとは?
さて、冒頭のNさんのお話です。
彼はヤフオクを中心としたオークションをやっていたのですが、ある程度実績が出てきたので独自サイトでの販売を準備することになりました。
部分的には外注さんに作ってもらったようですが、ほぼご自身で作ったということです。
Nさんが自分で作ったというのは滅茶苦茶大事なポイントですよね。
なぜなら、結果的に今回売れた原因も自分で作っていたからできたことなのです。
私のところでは会員さん向けに毎月オンラインのセミナーを開催しています。
その中で、ある会員さんが写真を従来よりも大きく撮影したら売れるようになった、という報告があったんですね。
さっそくNさんは写真のサイズを大きくしてホームページに掲載しました。
その直後に売れたそうです(笑)。
思いついた時にサッと自分で修正ができるというのは大きいですね。
これがホームページを自作することの大きなメリットです。
ネットで商品を売るための重要なポイント
また、Nさんの面白いところはオリジナルの財布を扱っているところです。
もともとオークションをする際に海外から商品を仕入れたりすることもあったので、海外サイトを見ることにも慣れていたのでしょう。
良さそうな海外の業者を見つけて、既存の商品をNさんの希望に合わせて作り直してくれたそうです。
OEMに近いのかなと思いますが、厳密にはNさん仕様の財布ということになります。
これを小ロットで発注をして、今回はじめて売れたということですね。
自分のオリジナル商品を作るというのはなかなか難しいことのようですが、Nさんに言わせると簡単なことだそうですね。
オリジナル商品となることで価格競争も無くなりますし、メリットがたくさん出てきます。
これが既製品になってくると、確実に価格競争となってきます。
Nさんの今後の展望とは?
自分のオリジナル商品を作って、ヤフオクやアマゾンといったポータルだけではなく、独自サイトでの販売も行っていく。
そして、何より集客をNさん自身が行っているというのは素晴らしいことだと思います。
財布というありふれた商品なのですが、競争力のあるビジネスを行うことができます。
今後もNさんには益々頑張って欲しいと思います。