ファックスDMで大人買い

先日、バイクのメンテナンスをしている時にエンジン付近のボルトを外そうとしていたんです。
事前にネットで調べていまして、「このボルトはナメやすいので注意」と書かれていたのですが、案の定ナメてしまいました（笑）。

潤滑油などをつけてから、少し大きめのプライヤで回そうとしても外れません。
１時間くらい悪戦苦闘したのですが外れないので、仕方なく近所のホームセンターへ行ってみました。

店員さんに事情を説明して外す方法を聞いてみると、「これだったら回りますよ」と言って巨大なプライヤを持ってくれました（笑）。
そもそもこのサイズだと、ボルトの設置してある場所に入らないのですが。。。

グーグルの検索エンジンでもなく、それはYouTubeです。

YouTubeで「回すのが困難なボルトを専門家が外す」という動画があったのです。
長年使用して錆びてしまったとか、頭の折れたボルトを外すとかですね。

その動画を観ていると、「ツイストソケット」という工具があることを知りました。
これはナメてしまったボルトを外すための専用工具です。

構造的にはソケットの中に螺旋状の刃が付いていて、その刃をボルトに食い込ませて回すという工具ですね。

こんな専門的な工具が手に入るのかなと思ってアマゾンを検索してみると、なんと売っているではありませんか笑）。
すごいね、、、アマゾン。

工具としては値段がちょっと高め（約４千円）だったのですが、ボルトが外せないと困るので早速購入してみました。
翌日届いたので試してみると、”わずか３秒”で外れました（笑）。

しかし、便利な世の中になりましたよね。
解決策をネットで調べて、その解決商品をネットで購入すれば翌日には届くわけです。

時間をかけてホームセンターまで出かけていって、解決策が見つからなかったことを考えると凄いことだと思います。
もし、どうやってもボルトが外れなかった場合、おそらくバイク屋へ持ち込むことになったでしょう。

エンジンの掛からないバイクを持ち込むだけで大変なことです。
そうなると、私が負担する時間や費用は結構なものだったと思います。

もちろん、バイク屋さんはツイストソケットを持っていると思いますので、たぶん３秒で外したと思いますが（笑）。

さて、今回の例にあるようにネットというのは使い方次第で時間や費用を著しく短縮してくれるツールとなります。

しかし、一方でホームセンターのような地元のお店へ行って商品を購入する人たちもいることは事実です。
私のようにほとんどの商品をネットで購入する人たちが増えている一方で、実際にお店へ足を運んで購入する人もいるわけです。

これと関連する話なのですが、先日、ある会員さんから面白い話を聞きました。
その方は長年アフィリエイトビジネスをされているのですが、１２月に一番売れたのは「年賀状印刷」だったということです。

中には２〜３万件の受注をしたアフィリエイターもいたそうです。
１件の報酬額が１０００円だとしたら、いくらになるか計算してみてください。

私が驚いたのは、アフィリエイターが稼いだ額ではなく、今でも年賀状を出す人がこれだけいるという事実ですね。
会社を持っている人であれば取引先などに出したりすると思いますが、個人の利用者が圧倒的に多いのだとか。

今の時代は紙媒体がどんどん縮小していて、デジタルに置き換わっている時代です。
季節商品とはいえ、そんな時代でも年賀状印刷が驚くほど売れるわけですね。

また、アナログ商品が今でも一定の需要があるということは知られていて、ラジカセとかレコードなどはよく聞く例です。
フィルム式カメラも見直されていると聞きます。

個人的には昔よく見かけた石油ストーブっていいなと思いますけどね。
安全上の問題はありますが、ヤカンを上に乗せておけばお湯を沸かすこともできますから。

このブログを書いている時に、工具や部品を販売しているモノタロウからファックスDMが届きました。
以前、バイクの純正部品を注文したことがあり、法人登録が必要だったことからファックス番号を入力しておいたのです。

私の事務所には年に数件しかファックスDMが届きません。十年くらい前には結構来ていたのですが。。。
そのファックスDMを見ながら、キャンペーン中だったこともあり、欲しかった部品や工具を大人買いしてしまいました（笑）。

このメルマガを読んでいる方はネットビジネスを行っている人がほとんどだと思いますが、アナログに目を向けてみると面白いヒントが見つかるかもしれません。
多くの人が向かっている方向とは逆の方向を見ると、面白いことが見つかるということですね。

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