
起業家の休日はどれくらい?
先日、タイに駐在している会員さんとお話をした時のことです。
会員「日本って祝祭日が多いですよね。年末年始、ゴールデンウィーク、シルバーウィークetc.」
平賀「外国は祝祭日が少ないのかもしれませんね」
会員「たぶん、日本が世界一多いのではないでしょうか」
というわけで、さっそく調べてみると確かに日本の祝祭日は多いですね。
15日間ということで世界第三位だそうです。
世界で一番多いのは、コロンビアとインドで18日間。
ヨーロッパは全般的に祝祭日が少なくて、日本の約半分8日間程度だそうです。
ちなみに、その会員さんが駐在しているタイは16日間で世界第二位。
日本より多いというオチでした(笑)。
起業家に休みはある?
祝祭日が世界第三位という多さにも関わらず、プレミアムフライデーといった試みもあります。
あまり盛り上がっていないようにも感じますが、月末の金曜日は午後3時に仕事を終えるという、働き方改革と呼ばれているものです。
早めに仕事を終えるということで、夕方買い物に出かけたり、家族と食事に出かけたりする時間ができるということなのでしょう。
個人的にはその分早く出社すればいいと思ったりするのですが。。。
それでは、私たちのような起業家というのはどのように休日を取っているのでしょうか。
私が起業したのは2003年になりますが、正直休みは無かったですね(笑)。
休みがなかったというか、忙しすぎて取れないんですよ。
当時はホームページ制作の仕事も一部受けていたため、修正の依頼が頻繁に来るわけですね。
緊急の依頼だったりすることもあったので、夜中まで仕事をすることもありました。
「余裕」を持てるようにする
その後、外注さんと契約することで徐々に時間ができるようになったのですが、空いた時間は勉強に充てたりしていましたから、丸一日休みというのは無かったです。
起業当初というのは大なり小なりそんなところがあると思います。
しかし、ずっとこの状態を続けていると体や心を壊してしまいますから、3年くらいの間に外注やスタッフに仕事を任せていくことが大事になりますね。
この段階になると自分の時間ができるようになって、一気に仕事がラクになります。
ラクになるというか、「余裕」が持てるようになりますね。
休みがなくても元気な起業家たち
例えば、私の会員さんに河野竜夫さんという方がいますが、彼は私の起業当初と同じホームページ作成とコンサル業務を行っています。
彼のクライアントのほとんどは海外在住の日本人なのですが、驚いたのは月間の電話サポート時間が100時間を超えるということでした。
私のマックスが70時間だったので、100時間を超えるというのは驚異的です。
イメージ的には、ほとんど外出できないですよ(笑)。
しかし、スケジュールをやり繰りして年に数回は海外へ行っているそうです。
もちろん、海外の会員さんに会うためなので仕事の一環なのかもしれませんが。
同じく会員の桑原浩二さんもそうですね。
彼は物販の海外仕入れツアーなどを精力的にこなしていますが、彼のスケジュール帳を見せてもらったら真っ黒ですよ(笑)。
休みがほとんどないようなスケジュールですが、本人は至って元気のようですし、適度にリラックスできる時間もあるようです。
パソコンとスマホがあれば仕事ができる
彼らがこれだけ忙しいにも関わらず仕事を継続してこなせているのは、実は大きなポイントがあるんですね。
それは、パソコンとスマホがあれば場所はどこでも良いということです。
もちろん、事務所で仕事をするのがベストなのだと思いますが、事務所外でも問題なくできるわけですね。
事務所で朝から夜遅くまで仕事をするとなると精神的に滅入ってしまうと思いますが、事務所外でも仕事ができるということになると新鮮な気持ちになります。
外注やスタッフをうまく使うことも大事ですが、「場所」というのも大事な要素ですね。
店舗を持たないと仕事ができないというケースもあると思いますが、これも考え方次第で店舗にいなくても通信機器のみで仕事をすることができます。
先程も書いた外注さんをうまく使って仕事をするのは同じことですよね。
今では電話だけではなく、LINEなどのメッセージアプリも多数あるわけですから、工夫すれば何とでもなります。
起業家の仕事は効率性を重視
というわけで、起業家の休日というのは自分次第ということになります(笑)。
休もうと思えば、1ヶ月の半分は休むことができるという方もいるでしょう。
休みを取って遊びに出掛けるのもいいのですが、私だったら勉強に充てたいところです。
効率の良い仕事の仕方を実践できれば自分の時間が増えてきますし、昔ながらのやり方を行っていれば、いつまで経っても休むことはできません。
体は1つしかありませんし、時間も24時間しかないわけですから、その中でいかに良い方法を見つけるかがポイントということになるでしょう。