
成約率の高いメールの返信方法
先日、ある方からメールが届いたんですね。
件名を見る限り、私が送ったメールに対しての返信のようでした。
最初にこの方が私に無料の相談メールを送っていただき、私の回答に対する返信ということのようです。
文章の冒頭に、「返信が遅れて申し訳ありません」、と書かれています。
読み進めていくと、確かに私が書いたメールに対しての返信なのですが、私自身書いた記憶がないんですね(笑)。
一般的にはここ数日のことだと思いますので、普通は記憶に残っているはずなのですが、、、
と思って、メールの履歴を読み返してみると、送信日時が11月になっているんですね。
え?11月?
一瞬頭が混乱して、今は10月なのになぜ11月のメールが履歴に残っているんだろう、と思ったわけです(笑)。
そこで気が付きました。
私が昨年の11月に送った回答メールに対して、今年の10月に返信してくれたのです。
緊急を要するメールではないので構わないのですが、それにしても1年前の返信メールなんて凄すぎます(笑)。
私も長くネットビジネスに携わっていますが、1年前のメールに返信してくれたというのは最長記録ですね。
もちろん、中には返信をしない方もいますから、返信をしていただいただけでもありがたいのですが。
それにしても長い(笑)。
メールには書かれていませんでしたが、おそらく何かのきっかけで私からのメールを思い出して、返信しておこうと思われたのでしょうね。
よく外国人にメールを送ると返信が遅いと言われています。
その中でもフランスの人は特に遅いと聞いたことがあります。
実際に私もネットビジネスを始めた当初に輸出入ビジネスをやっていたのですが、返信が2〜3日後というのは当たり前。
1週間以内に返信が来ればいいかな、くらいの心の準備が必要でした。
さらに、返信が来た時に冒頭の方のような「遅くなってすみません」みたいなことは一切書かれていませんからね(笑)。
成約率の高いメールの返信方法
というわけで、今回は成約率を上げるためのメール返信方法について書いてみたいと思います。
どういったケースかと言いますと、まず見込み客から問合せが来て、それに対して返信する場合になりますね。
最近ですと、LINE公式アカウントなどのメッセージアプリで返信するケースもありますから、それにも使える方法です。
1.返信を早くする
まず1つ目は、当たり前ですが返信を早くすることですね。
これは早ければ早いほど成約率が上がってきます。
私のケースで言いますと、問合せが来た数分後くらいに返信すると劇的に成約率が上がりますね。
ほとんどの方は、こんなに早く返信してくれるなんて!、といった感じで驚くようです。
驚いた時点で成約率は跳ね上がります。
問合せが来た数分後というのはちょっと極端ですが、翌日までに返信すれば良いと思います。
2.その人に合わせた文章を書く
2つ目は、定型文を使ったりせずに毎回その人に合わせた文章を書くということです。
例えば、私の場合ですとホームページの添削だったり、広告の出し方などについて問合せが来るわけです。
ホームページの添削はサイトによって違いますから定型文はなかなか使えませんが、広告の出し方などは定型文にしようと思えばできなくはないわけですね。
しかし、それをやってしまうと読んでいる方には大抵わかってしまうんですね。
その時点で成約率はガクンと下がってしまうため、定型文にできそうな問合せに関してもその都度書いたほうが良いです。
もちろん、ご案内の部分などは定型文にしても構いません。
3.質問を入れる
3つ目は、問合せに対して回答するだけではなく、こちらからも何かしらの質問を入れておくと良いです。
これがどういった効果を発揮するかと言いますと、質問を投げかけることで再度返信が来るようにするわけです。
つまり、1通の問合せメールから何度もメールのやり取りをするうちに、成約率が徐々に高まるということですね。
キャッチボールのような感じですね。
冒頭の方が1年経って返信してくれたのは、私の回答メールの中に質問が含まれていたからかもしれません。
メールを良く分析してみよう
今回は成約率の高いメールの返信方法について書いてみました。
改めて思いますが、メールに書く文章って結構難しいですよね。
ちょっとしたミスや表現の違いで相手が不愉快になったり、逆に上機嫌になって成約率が上がってくるケースもあります。
こういったミスを防ぐためには、書き上げた後に少し時間をおいて読み返してから送信するのが良いです。
先ほど、成約率を上げるためには少しでも早く返信すべしと書きましたが、返信内容がデリケートな場合はミスが怖いですからね。
あとは、過去にいただいた問合せメールとご自身が送った回答メールを良く分析して、どういった書き方が成約につながったのかを知ることが大切だと思います。