キャッシュレス化にチャンスあり
最近ニュースでも取り上げられるキャッシュレス化の話です。
現金ではなく、クレジットカードや電子マネーでの決済のことですね。
日本では決済の２割くらいがクレジットや電子マネーでの決済だということですが、世界に目を向けてみるとアメリカが４６％、中国が６０％、韓国はなんと９６％だそうです。（※2016年の経済産業省のデータより）
９６％ということは、ほとんどの人が現金を持ち歩かないということでしょうか。
便利で良いと思いますが、逆に考えると誰が何にお金を使ったのか、ということがすべて把握されるということですね。
例えば、日本のお年玉やお祝いごとのお金はどうやって渡すのか興味があります。
お年玉は現金で渡すところに喜びがあると思うのですが、「お年玉を５千円振込んだよ」みたいになるのかも（笑）。
携帯料金の支払いは２タップ
ちなみに、海外のモバイルバンキングってすごく良くできているものが多いです。
スマホから銀行のアプリにログインして、特定の口座へ送金するまで３回くらいのタップで終わります。
携帯料金の支払いは２タップくらいです（笑）。
日本のネットバンクに慣れてしまっているので、あまりにも簡単で怖いくらいですね。
ただ、一つ言えるのは冒頭でも書いたキャッシュレス化のデータを見てもわかるように、他国に比べるとこの分野ではまだまだ遅れているのでしょう。
さすがに焦ったのか、2025年までにキャッシュレス決済比率を４割まで引き上げることを目指すようになりました。
ということは、そこにビジネスチャンスがあるということですね。
というわけで、今回は決済手数料と配送費について考えてみたいと思います。
決済手数料について
まず決済手数料についてですが、大手のクレジット代行会社は３％台ですね。ペイパルも同じくらいだと思います。
しかし、中にはこれよりも高い手数料を取っている代行会社も存在します。
私が使っているところなどは手数料が高いのですが、その分入金が早いのです。
１０日後くらいに振り込んでくれますので、キャッシュフローは良くなりますね。
一般的には３０日後、中には６０日後というところもあるので注意が必要です。
手数料の安さを目的にするのか、入金の早さを目的にするのかですね。
ちなみに、決済手段というのは複数持っておくのが良いと言われています。
今だったらクレジット決済は当然なのですが、銀行振込や代引きなども重要です。
冒頭のキャッシュレス化とは逆行しますが、代引きを使うユーザーは今でも結構いますね。
私の会員さんではコンビニ払いを決済に使っている方もいます。
利用者の年代やライフスタイルによって、決済手段というのは変わってきます。
単一の決済手段を使っていたために、利用者が注文を諦めてしまうこともありますから。
次に配送費を考えてみましょう
私が起業した時にはヤマト運輸か佐川急便、もしくは郵便局を使うのが普通でした。
ヤマト運輸と佐川急便で相見積もりを取るんですね（笑）。
私の会員さんから聞いた範囲では、当時の佐川は強気に安い価格を提示してきます。
今では随分と高くなってしまいましたが、仮に全国の送料が６００円だとしますよね。
配送する月間個数にもよるのですが、見積もりは５５０円位なんです。
それを他社の見積もりを見て、いきなり５００円まで下げたりしますから（笑）。
当時の配送会社というのはドライバーさんに結構な権限があったみたいですね。
私の会員さんの中には４００円に近い金額まで下げてもらったという人もいます。
しかし、今ではアマゾンのFBAを使うとさらに安く送ることができますね。
先ほど調べましたら、標準の商品で３６０円となっていました。この金額は凄いですよ。
仮に１個あたりの配送費が１００円違ったとすると、月間や年間で大きな差となります。
それはこちらの利益になる１００円なので、大きな１００円と言えるでしょう。
今は以前の私たちのように個別に契約するというよりは、配送専門の会社とかアマゾンのFBAなどと契約するほうが有利ですね。
なぜなら、月間の配送数がまったく違うからです。
ちなみに、私が利用しているのは配送の専門会社ですが、同梱する印刷物なども準備してくれてかなり融通の効くところですね。
アマゾンのFBAは印刷物などを別途準備してくれることはないので、そういう意味では助かっています。
今回のまとめ
ネットビジネスでは今回のクレジット決済や配送費が必ず必要になってきます。
その手数料を年間で計算すると大きな金額になりますから、何の考えも持たずに支払っているのではなく、時には見直して見る必要がありますね。
安くなれば、それは１００％利益になりますから。
