
自分の得意分野を活かした仕事をみつけることから始める
副業(サイドビジネス)をアルバイトとして考えている人も少なくありませんね。
会社員や、学生、専業主婦など、「副業(サイドビジネス)=アルバイト」の位置づけは人それぞれですが、とにかく、本業に支障をきたさないことを第一に考えることが大切です。
そのためには、職種選びや、それに取り掛かる時間などを考えて、日常生活に歪みができないように、長期的な計画を立てることも大切です。
昔からある手作業の内職は、初期費用もほとんどかからず、こつこつと作業を続けることで報酬を得ることにつながります。
その一方、パソコンなどIT器機を駆使した職種には、株やFXなどの金融商品もありますので、自分の得意分野を活かした仕事をみつけることから始めましょう。
家で仕事をするための最低条件とは
在宅で副業をするといえば手作業の内職を思い浮かべることが多いですが、最近はいろいろな職種がありますので、自分の得意分野を活かせることも可能です。
家で仕事をしている人は、自分の家が職場になるため世間との付き合いが疎遠になりがちです。
しかし、仕事をしていると割り切らないと、集中して作業に取り掛かることができませんので、自分の生活のなかでメリハリをつけられることが求められます。
在宅で副業をするための最低条件は、自己管理ができる人ということになります。
そのためには、自分が決めたスケジュールは絶対に貫くという強い意志をもつことと、同居する家族の協力も必要になります。
このように、家でできる仕事は便利なことばかりではないとの認識も大切です。
「節約すること」と「ケチること」とは別問題
ネットで副業(サイドビジネス)をするためには、それ相当の費用の出費を覚悟する必要があります。
少しでも収益を得るためには、諸諸の費用を抑えることは大切なことですが、「節約すること」と「ケチること」とは別問題として捉える必要があります。
たとえば、ネットの副業(サイドビジネス)にパソコンを使う場合は、パソコンにコンセントにつなぐために、延長コードが必要になることがあります。
しかし、あまりにも劣化した古い電気コードを使っていると、漏電による火災のリスクが心配になります。
自分ひとりで使うための文房具などは、多少古いものでも構いませんが、明らかになんらかのリスクがあるようなものは、思い切って買い替えるなどの英断をしましょう。
社会人としてあるべき最低限のルールを
パソコンや携帯電話などを使って、ネットで副業(サイドビジネス)を始める人のなかには、この春、社会人になったばかりの人もいるかと思います。
なかには、学生時代になんらかのアルバイトを経験した人も少なくありませんので、「社会人になりたて」といっても、まったくの社会人経験がないとはいえません。
もちろん、ネットで副業(サイドビジネス)をする・しないに関わらず、社会人としてあるべき最低限のルールを早い段階で身に付けておく必要はあります。
どんな仕事をするにも、まわりとの信頼関係は大切なことです。
組織にあっては上司や同僚、取引相手との「報・連・相」、個人で仕事をするためには顧客への迅速な対応をすること、それを肝に銘じておいてください。
「○○商法」には要注意!
副業(サイドビジネス)をアルバイトとしてするためには、できるだけ手間が掛からず、しかも、それなりの成果が得られる業種を選ぶことが理想的です。
しかし、そう簡単に理想の仕事にめぐり合えるほど、世の中はあまくありません。
また、なんらかの初期費用が必要なケースは、教材販売などを目的とした「○○商法」の可能性が極めて高くなりますので要注意です。
副業(サイドビジネス)でアルバイト収入を期待する人は、すぐにでも家計の足しにしたい人が少なくありません。
そのために、さらになんらかの費用が必要になる?
資格勉強のために覚悟しての費用負担ならともかく、それ以外の場合は、自分からお金を出す必要性を迫られたときは、安易に話に乗らないように注意しましょう。
守秘義務に徹底する
在宅で副業をしている人は、仕事上での「守秘義務」に徹底することが大切です。
これは、外で働いている人の場合でもいえることですが、個人情報にかかわる仕事、たとえば金融機関に勤務している人は、家庭内でも仕事の話はNGです。
また、これは在職中だけでなく退職後にも通じることですので、守秘義務には徹底しましょう。
在宅で副業をする場合、職種にもよりますが、仕事関係の話をするときは十分に注意しましょう。
仕事関係の書類を廃棄するときは、シュレッダーにかけて細かくしたり、複数枚のごみ袋にわけて入れるなど、入念な処分をしましょう。
パソコンや携帯電話を廃棄処分するときは、データが再生できないように機械部分を壊すなど、こちらも慎重な対策が必要です。
公私混同しないことが大切
在宅ワークを副業にする場合、公私混同しないことが大切です。
もちろん、住宅事情もありますので、仕事専用のスペースを確保することは困難だと思いますが、リビングや寝室の片隅を有効活用するようにしましょう。
また、在宅ワークを副業にする場合、家族といっしょにいられるメリットがありますが、仕事をしている間は集中して取り組めるよう、家族にも協力を求めましょう。
サイドビジネスとはいえ仕事は仕事。どんな職種でも手抜きや妥協は許されませんし、納期に遅れるようなことはあってはならないことです。
納品すべき現物がある場合は、それを汚損・破損しないように保管することも大切なことですので、小さい子どもやペットがいる家では特に注意しましょう。
個人的な理由を「いいわけ」にしないこと
自宅でできる内職を副業にする人は、自己管理ができることが大切です。
つまり、時間を決めて仕事に集中することが求められ、妥協しない覚悟が必要なのです。
これは、外でアルバイトをする場合にはない大きな課題ですので、内職を副業にするためには、相当な覚悟が求められます。
特に、本業をもっている人は、自宅にいるときだけでも羽根を伸ばしたい、休日だけでもゆっくりと過ごしたい気持ちが先立ちます。
これは、生活のメリハリをつけるためには大切なことですが、なんらかの仕事、しかも納期がある仕事をする場合は、それを最優先するという責任をもつことです。
個人的な理由は、納期遅れや、仕事内容の不手際の「いいわけ」にはならないことを認識しましょう。
自宅で仕事をするために必要な対策とは
在宅で副業をする大きなメリットとして、自宅で仕事ができるため、余裕をもって家事ができることや、小さい子どもに目が届くということなどがあげられます。
しかし、それが裏目にでる場合もありますから、在宅で副業をする場合は、十分な対策が必要です。
仕事に使う納品物や道具、書類などは子どもやペットに触れさせないように、大切に保管するようにしましょう。
また、パソコンを使って仕事をする場合は、暑い時期、機械の内部に熱がこもらないように、卓上扇風機で風を送るなどの対策も必要です。
特に、熱がこもりやすいノートパソコンは底面の後ろ側を少し浮かせるようにすると、風通しがよくなるだけでなく、少し角度がつくため、キーボード入力が楽になります。
幅広い顧客を見込んだ対応
副業でネットビジネスをする場合、最低限必要なものは、パソコンとインターネット環境ですね。
最近は、若い世代を中心として携帯からインターネットにアクセスする人も増えていますので、携帯も視野に入れた展開が必要になります。
たとえば、自分のブログをもとにしたアフィリエイトは、記事の更新が基本中の基本になります。
パソコンと携帯の両方から記事の更新ができるように設定しておくと、出先でも記事の更新ができて便利ですし、携帯からの読者にも喜ばれます。
また、オンラインショップもパソコンと携帯の両方に対応しておくと、顧客の拡大にもつながります。
このように、副業でネットビジネスをする場合、幅広い顧客を見込んで対応することが大事なことです。
顧客対策のヒントはオフラインの世界にも
副業でネットビジネスをするとき、幅広い世代の顧客を見込んだ対策が必要になりますが、そのヒントは、オフラインの世界でみつけることも少なくありません。
たとえば、バリアフリー対策のひとつとして、建物内へ入るためのスロープがありますが、これは、ベビーカーを使用している人にもありがたい設備です。
また、行政の条例をわかりやすいことばで表記している自治体もありますが、これも、子どもを含む多くの人に理解してもらえるためには大切なことです。
副業でネットビジネスをするときにも、高齢者や子どもなどにわかりやすい文章表現や文字の大きさなどを心掛けることをお勧めします。
いわゆる「ひとり」を大切にすることが、思わぬ効果を生むことにつながるのです。
本業をメインに考えて仕事探しを
会社勤めなどの本業をもつ人の副業は内職かアルバイトのどちらがいいのかは、一概には決められませんね。
しかし、本業と競合関係にある仕事を差し控えることだけは、徹底してほしいと思います。
たとえば、機械会社の製造ラインで働いている人が、他企業の機械部品づくりの仕事を在宅でするという感じです。
また、昼間はある食品会社の製造ラインに勤めている人が、アフターファイブに別の食品会社の製造ラインでパートをすることもあります。
本業をもつ人の副業は内職かアルバイト、組み合わせはいくらか考えられますが、とにかく同じ業種の仕事をする場合は、不都合な点がでてくる可能性があります。
そのため、本業をメインに考えて仕事探しをすることをお勧めします。
パソコンを壊さないことが大切
副業は内職かアルバイトか迷っている人もいると思います。
それぞれ一長一短がありますので、副業に内職かアルバイトのどちらかを選ぶかは、本業との兼ね合いや生活サイクルのなかで、無理のないように決めることをお勧めします。
在宅の仕事では、時代を反映してかパソコンを使った仕事をする人が多くなっています。
パソコンをインターネットに接続して仕事をする場合は、パソコンを壊さないことが大切です。
特に、夏場はパソコンの過熱による故障を防ぐ対策が必要になります。
節電対策によって室温は例年よりも高めになりますが、風通しが悪くて蒸し暑い室内にパソコンを置くと、熱が内部にこもって故障の原因にもなります。
室内の温度や湿度を快適な状態に保つことが大切
在宅ワークを副業にする人も多くなりましたが、その普及に一役買っているのがパソコンの存在です。
このパソコン、落雷に弱いというデリケートな部分も持ち合わせていますので、雷鳴が聞こえ始めたら速やかにシャットダウンして、モデムも電話口から外すようにしましょう。1
それと、在宅ワークを副業にするためには、夏場の暑さ対策も課題になります。
この夏は「節電対策」が求められていますが、同時に「熱中症対策」もおろそかにはできません。
室内の温度や湿度を快適な状態に保つことは、人間だけでなく、パソコンにとっても大切なことなのです。
特に、ノートパソコンは熱がこもりやすいので、底面を机から浮かして風通しをよくするなど工夫しましょう。
確定申告の必要性を意識する必要性
サラリーマンが在宅ワークを副業にする場合、確定申告の必要性を意識する必要があります。
これは、外でアルバイトをするときも含め、サイドビジネス全般にいえることですので、くれぐれも注意しましょう。
具体的にいうと、給与所得者のサイドビジネスによる「年間所得」が20万円を超える場合、所得税の追徴の可能性が高くなります。
ちなみに「年間所得」とは、「収入−費用」になりますので、この「費用」の計上が「所得」を抑えるポイントになります。
そのためには、在宅ワークを副業にするために掛かった費用のレシートを保管すること、また、きちんと帳簿管理をすることが大切です。
対象期間は毎年1月1日から12月31日で、3月決算の企業とは違うことも注意しましょう。
自分が全責任をもつという心掛けが大切
自宅で内職や副業をする場合、納品物の取扱いには十分注意しましょう。
そして、仕事に取り掛かる前には、きちんと手を洗うなどのマナーも大切です。
たとえば、シール貼りなどや袋詰めなどの仕事をする場合でも、それを手にした消費者のことまで考えると、衛生面で注意を払うことは基本中の基本ですね。
また、お茶やコーヒーをこぼしたり、お菓子のかけらが納品物に混入することがないように、十分注意したいものです。
仕事で扱う納品物や、そのための道具は、すべて「お金」だという意識をもつことが大切です。
もちろん、仕事への責任感も求められます。
自宅でできる内職や副業を家族で手伝うこともありますが、あくまでも自分が全責任をもつという心掛けが大切です。
思い切って仕事を辞める決断も大切
自宅で内職や副業をする場合、注意すべきことは体調管理で、特に、この夏は「熱中症対策」の必要性が叫ばれています。
その元になるのは、政府が打ち出した「節電対策」ですが、節電に協力するために無理をすると、取り返しがつかなくなる場合もあります。
夏場の冷房はもちろん、冬場の暖房でも同じことがいえます。
内職の副業収入よりも光熱費が高くつく場合もありますが、そのときは、無理して仕事を続けるよりも、家計の見直しをしたほうがお得なケースもあります。
なんらかの仕事をして対価を得るためには、プラスになることを意識しないと本末転倒になります。
どうがんばっても将来的にプラスが見込めない場合は、思い切って仕事を辞める決断も大切なことです。