
離脱を減らしてアクセスアップ
先日までグーグルのスピードチェックを使って、いかにスピードをアップできるかチャレンジしていました。
外注さんにややプレッシャーを掛けたからなのか(笑)、モバイルとパソコンの両方で90点を超えました。
以前は両方とも80点台だったので、頑張ってくれたのだと思います。
また、以前お話しましたようにレンタルサーバーを移転して3倍くらい読込みスピードが早くなったため、スマホによる外出先での閲覧がスムーズになりましたね。
WiFiだと体感的にはそれほど変わりませんが、4G回線の場合はその違いが結構分かります。
ユーザーの離脱を減らす
レンタルサーバーの移転と常時SSLの導入で多くの会員さんがアクセスアップに成功していますね。
これって、検索順位が上がったという面もあるのですが、従来よりもユーザーの離脱が減ったことが大きいと思います。
外出先でスマホを使った時に、読込みスピードが遅いとユーザーが別のサイトに行ってしまうわけです。
墓石のマッチングサイトを運営している寺田さんなどは、サーバー移転によって15%も離脱が減ったのだとか。
つまり、アクセスが15%上がったということですよね。
検索エンジンの評価が良いサイトとは?
また、面白い例としてはお役立ち情報の提供に特化したサイトは検索エンジンの評価が良いというものです。
会員の桑原さんがこういったサイトを運営していまして、3〜4ヶ月で4万近い月間アクセスを稼ぐようになり、リストが200件程度獲得できたそうです。
ビジネス系のサイトとして、月間4万アクセスというのは多いほうだと思います。
また、驚いたのは広告なしで月間200件ものメールアドレスが獲得できているということですね。
私の例ですと、ヤフーやグーグルのPPC広告を使った場合に1件のメールアドレスを獲得するのに3〜4千円掛かります。
仮に3千円とすると200件で60万円という計算になるわけです。
これはあくまでもコンサルタント業の場合であって、自己啓発系のセミナーですともっと高くなりますね。
そう考えるとお役立ち情報を提供するようなサイトの運営は記事更新の手間暇が掛かるとはいえ、安くメールアドレスを獲得できる方法の1つと言えます。
もちろん、ユーザーの離脱を減らすための工夫はさまざま行っているようです。
離脱を減らすとは?
というわけで、アクセスアップというのはさまざまな方法がありますが、検索エンジン対策をするとか広告を出す他に、離脱を減らすというやり方もあるわけですね。
離脱を減らす手順について整理してみますと、
1.ワードプレスでサイトを構築する。
2.スピードの早いレンタルサーバーを利用する。
3.常時SSLを導入する。
4.グーグルスピードチェックを利用してページ内部を調整する。
5.お役立ち情報の定期的な更新を行う。
1.ワードプレスでサイトを構築する
1番に関してはワードプレスではなくても良いと思います。
要するに使い勝手が良くて、メンテナンス性に優れていれば何を使っても問題ないのですが、ワードプレスが検索エンジンと相性が良いということになると使わない手はありません。
また、さまざまなプラグインが使えるというのもワードプレスの良いところですね。
2.スピードの早いレンタルサーバーを利用する
2番に関しては再三お話していますが、レンタルサーバーには早いところと遅いところがあります。
少々値段が高くても迷わず早い方を選んだほうが良いですね。
なぜなら、早いサーバーと遅いサーバーでは離脱率がかなり違ってきますので、このアクセスの差を広告費で換算するととんでもなく費用が掛かるためです。
仮に1クリックが50円だとして、遅いサーバーを使うことで毎日10アクセスが離脱するとします。
1日500円になりますから、1ヶ月で1万5千円、年間18万円になるということですね。
3.常時SSLを導入する
3番の常時SSLはすでに無料で使えるサーバーがたくさん出ています。
ユーザーがページを閲覧した時にカギのマークが出るかどうかというのは重要なポイントですね。
すでに多くの一般ユーザーはこのことに気づくようになっていますので、カギのマークが出ていないということで離脱するということは十分に考えられます。
4.グーグルスピードチェックを利用してページ内部を調整する
4番は技術的な部分になりますが、サイト構築をやっている人であれば問題なくできるはずです。
難しいと感じた方は、この部分だけ外注さんにやってもらっても良いでしょう。
5.お役立ち情報の定期的な更新を行う
そして最後の5番目に関しては先程も書いたように、お役立ち情報を定期的に更新することで検索エンジン対策となり、さらにユーザーが頻繁に訪れるようになります。
離脱も減りますし、リピート性も上がるということですね。
サイトを運営していると、どうしてもアクセスアップだけに目が行ってしまいますが、ユーザーの離脱を減らすことを考えてみるとはるかに安価で効率的だということに気がつくと思います。