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バイク屋は儲かるのか?

バイク屋は儲かるのか?

この季節になると、バイクでツーリングをしている光景をよく目にしますね。
先日、あるニュース記事を読んでいると、バイクの国内新車購入年齢は平均で51歳というデータが載っていました。

このデータはちょっと意外に感じますよね。
40代とか50代で再びバイクに乗り出す人をリターンライダーと言うそうです。
新車を購入するのはこの層がメインということです。

私も大学生時代に中型のバイクに乗っていましたが、バイクに乗る人は若い人が多いのかなと思っていたんです。
東南アジアの途上国では、信号待ちになるとワーッとバイクが前方に集まってきて、青になると我先にという感じで走り出します。
テレビなどの映像で観たことのある人も多いことでしょう。

日本でも昔はそうだったと思うのですが、生活の重要な足としてバイクが使われているわけですよね。
しかし、賃金が上がってくるとバイクから車へシフトしてくるわけです。

先ほどのデータにもあるように、日本では若い人が新車を買わなくなってきています。
こういったことを考えると、バイク屋さんって儲かるの?、と思いますよね。
結論を先に書いてしまうと、実は儲かっているんです(笑)。

儲かっている理由としては様々あるのですが、ここでは2つ書いてみたいと思います。

理由1:新車購入の平均年齢が50歳を超えている

1つ目は、先ほど書いた新車購入の平均年齢が50歳を超えているという話。
この年代の方々というのは、生活の足として購入するわけではなく、完全に趣味として購入しているわけですね。
自宅には別途自家用車も持っていて、なおかつ複数台のバイクを所有している。

先日、40代後半のリターンライダーのブログを読んでいたら、最初に250ccクラスのバイクを買ったそうですが物足りずに大型免許を取得。
すぐに800ccのバイクに乗り替えて、現在ではハーレーに買い替えたそうです。
この方などは短期間に3台購入しているわけです。

実際にバイクというのは車に比べてかなり安い金額なので、結構頻繁に乗り替えたり、複数台所有することが可能なのだと思います。
登録の際に車庫証明も必要ありませんからね。

理由2:中古車の相場が下がりにくい

2つ目は、中古車の相場が下がりにくいことです。
例えば、車の場合は10年を過ぎると二束三文になってしまいますよね。
中にはこちらがお金を支払って引き取ってもらうケースもあります。

しかし、バイクはどんなに乗っても価格が「ゼロ」になることが少ないのです。
10年以上経った、特に名車というわけでもないバイクでも、それなりに値段がつくんですよ。

先日、私の会員さんに聞いたのですが、彼の友人が神奈川県で旧車ばかりを集めたショップをやっているそうです。
これは名車の部類に入りますが、さらに店舗を増やす計画だと言っていました。
売れすぎて車両が足りないくらいだそうです。

このように中古車の値段が下がりにくいということは、中古車をメインで扱っているショップにとっては良いことですよね。
同じ車両を、何度も売ったり買ったり出来るわけですから。

というわけで、今回のバイク屋さんの例をビジネスに応用してみましょう。

ビジネスへの応用1:顧客ターゲットを絞る

1つ目の顧客ターゲットを絞ることですね。
40代から50代、もしくはそれ以上の年代というのは趣味にお金を使います。

私の会員さんに着物屋さんがいらっしゃいますが、着物もバイクと似たところがありますよね。
あくまでも日常的に使うものではなく、趣味として着物を着るのです。

一方で20代から30代前半の若者にターゲットを絞ってしまうと、お金を掛けられないという事情があります。
スマホなどのガジェット系にお金を使ってしまって、その他に回すお金がありません。
今の若者が車を買わないというのは、結局そういうことだと思います。

また、インターネットが一般に普及してから10年以上が経っています。
10年前に30代だった人は40代となり、40代だった人は50代になっています。

なので、年配だからネットを使わないということはないですね。
60代以上であっても、普通にサクサク使っている方が多くいると思います。

ビジネスへの応用2:商品やサービスを分類する

もう1つは、販売する商品やサービスを分類することです。
先ほどバイクの世界では、「旧車」が売れているという話を書きました。
自分の欲しい旧車だったら、いくらでもお金を出すわけです。

例えばバッグを販売しているのであれば、ジャンルを絞ったバッグがいいですね。
スーツケースの専門店とかバックパック専門店など。
私のようなコンサルタントだったら、◯◯専門のコンサルタントということです。

ニーズ or ウォンツ?

皆さん、ニーズとウォンツという言葉を聞いたことがあると思います。
ニーズというのは必要なもの、ウォンツというのは欲しいものということです。

先ほどのバイクや着物のように、趣味系の商品はウォンツに含まれます。
ウォンツにはお金を掛ける人が多いです。
特に40代半ばくらいから、その傾向は強くなってきますね。

以上のことを考えていくと、面白いビジネスヒントが出てくると思います。


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  • 2019 05.19

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