平賀への直接相談

二人の未来はいかに?

二人の未来はいかに?

私がサラリーマンだったときに、とても仲の良い同僚がいました。
仮にA氏としておきましょう。

彼は3つくらい年下なのですがとても仕事ができる男で、社内での評価は私よりも上だったかもしれません。
私は2001年の末くらいからネットビジネスを始めたのですが、かなり売れるようになって来た頃、A氏だけには告白したんですね。

平賀「ネットで自分で書いた小冊子を販売したら、とてつもなく売れてしまって・・・」
A氏「それは凄いですね」
平賀「タイミングを見て会社を辞めようと思っているんだ」
A氏「実は、自分も辞めようかと思っているんです」
平賀「エッ、そうなの!?」
A氏「他の会社からヘッドハンティングされたんです。年棒が1200万ということで」
平賀「今よりはるかに高いね」

というわけで、私がネットビジネスの成功を告白したら、彼も他の会社から引き抜きにあっていることを教えてくれました。
その時の話しっぷりで、彼は新しい会社に行くだろうと直感したのです。

この手の話は私の業界には結構あることで、倍近い年棒を提示されることも珍しくありませんでした。
結局、私が退職する前に彼のほうがいち早く退職してしまったのです。

その後も頻繁に連絡を取り合い、彼は新しい会社がいかに素晴らしい会社であるかを説いていました。
A氏も順調に新しい人生を送っているんだな、と思ったものです。

そして4年後

私は会社を退職し、コンサルタントとして活動していました。

2006年には最初の著書を出版させていただいて、本もそこそこ売れて、それなりの評価をいただくことになりました。
このタイミングで従来行っていた電話コンサルティングに加え、ゴールド会員という新しいプランを新規募集したのです。

これは大きな反響をいただいて、一気に会員数は10倍くらいに増えたんです。
また、会員さんの成功例が爆発的に増えたのもこの時期ですね。

忙しいながらも、充実した日々を過ごしていました。

久しぶりのA氏から電話

そんなある日、久しぶりにA氏から電話が掛かってきました。
内容は、今の会社を辞めたいということでした。

理由は会社の予定しているノルマを達成することができず、自分自身もやる気がなくなって、仕事の手を抜いた時期があったそうです。
それが社長さんの逆鱗に触れて、降格処分になったとか。

この降格処分というのはとても厳しいもので、今まで部下だった人が自分の上司になることを意味しています。
トップとナンバー2が入れ替わるということですね。

それはキツイ処分だなと思いましたが、当時業界も厳しい時代を迎えていたので、以前のようなヘッドハンティングはあり得ない状況でした。

するとA氏はこんなことを言ったのです

「平賀さんのネットノウハウを教えていただけませんか?」

私は即座にこう言いました。

「もちろん、構わないよ。今の年棒だって十分に稼ぐことはできるから」

さらに付け加えてこう言いました。

「ただし、会社の給料と違うから保証はないよ」

私は彼に持っているノウハウをすべて教えて、今の年棒どころか、それ以上に稼いで欲しいと思っていました。
しかし、その後、彼から連絡は一切なかったのです。。。

私も日常の仕事に忙殺されて、こちらから連絡することもありませんでした。
数年後、人づてに彼がその業界から離れて仕事をしていると聞いたのです。

一番大きなポイント

ここまでお読みになってどう思いますか?

A氏というのは、サラリーマン時代は明らかに私よりも社内の評価が高く、将来を嘱望されていた人材です。
しかし、あるタイミングで二人はそれぞれ別の道を選択。

ここで一番大きなポイントは、私の場合は儲かるから辞めたというよりも、ネットビジネスのほうが面白いから会社を辞めたんですね。
一方で、A氏は明らかに年棒1200万円を選んで転職したわけです。

もう1つのポイントは、私は起業という道を選びましたが、A氏は転職という道を選んだことです。

もちろん、それぞれにメリット、デメリットがあります。

起業というのは自分の自由に仕事ができる反面、給料という形で決まった金額が毎月自動的に振り込まれるわけではありません。
一方で、転職して年棒が1200万円もらえるというのは素晴らしいですが、前の会社と同じことをやればいいというわけではありません。

新しい会社のルールに従っていく必要があります。

目の前のお金だけで判断すると間違うことがある

あれから十数年が経ち、二人の人生は大きく変わってしまいました。
私は本を何冊も出版させていただき、多くの会員さんに恵まれました。

そして、場所や時間に囚われず、自分の判断で仕事をすることができます。
しかし、彼はもっとも評価を受けた業界から去ることになり、今では自分の希望とは程遠い仕事をしているようです。

ここで学びになるのは、目の前のお金だけで判断すると間違うことがある、ということですね。

やはり人生というのは長いので、自分がやりたいことだとか、やっていて楽しい、ということをある程度考える必要があると思います。
特に自分で計画を立てて実行するのが好きな人は、起業がおススメです。

本業をしながら副業でネットビジネスをするというのも良いと思います。

あとは、インターネットを使うのが苦にならない人ですね(笑)。
達人になる必要はなく、普通レベルに使えればまったく問題ありません。


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  • 2020 07.30

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