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やらせレビューは見抜けるのか?

やらせレビューは見抜けるのか?

先日、YouTubeを観ていたら「サクラチェッカー」なるツールがあることを知りました。
このツールはアマゾンや楽天などのECショップにおいて、やらせレビューがどの程度混じっているかを判定するものです。

その商品のURLを入力するだけで「危険」とか「安全」といった表示が出てきます。
信憑性がどの程度あるのかわからないのでリンク先は記載しませんが、興味のある方は検索してみてください。

さっそく以前アマゾンで購入した中国製の無線イヤホンやドライブレコーダーをチェックしてみると「危険」の文字が(笑)。
なぜこのようなツールが出てきたのかといいますと、中国本土からの出品が増えて「やらせレビュー」が横行しているからですね。

以前はちょっとおかしな日本語を書き込んでいたので、こういったやらせレビューをすぐに見抜くことができましたが、彼らも進化しています(笑)。

以前見た、下記のニュース記事ではやらせレビューの首謀者がその内幕を語っています。
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/011700016/

記事のように、日本人アルバイトを雇って書き込むようになったら見分けがつかないでしょう。
昔は日本人の賃金が高いので海外へ生産を移すというのがありましたが、今や日本人がアルバイトをする時代になったということですね。

ちなみに、労働者の賃金は主要国の中で唯一日本だけが20年前よりも下がっているそうです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201908/CK2019082902000151.html

さて、購入者としては商品レビューで判断するのは困難になってきたということです。
YouTubeで商品レビューをやっている方もいますので、それを観て購入の可否を決めるか、ある程度名の通った会社の商品を買うかということですね。

輸入商品の販売額が1000万円近くになった事例

それでは、私たちのようにネット販売をしている方々はどのようにしたらよいのでしょうか。
もちろん、アマゾンや楽天に出品するのは費用対効果が合えば問題ないと思います。

そして、自社サイトを強化していくのが遠回りなようで近道になりますね。
つい最近、私の会員さんから報告がありまして、輸入した商品の販売額が1000万円近くまでになったという話がありました。

この方もアマゾンを利用しているのですが、以前から自社サイトでの販売も行っていたのです。
実は、この自社サイトの販売額が伸びているとともに利益がしっかりと残っているので業績が上がっているのだと話してくれました。

自社サイトの売上が全体の半分近くを占めています。
アマゾンや楽天に出品すると特にマーケティングをする必要もなく売れるイメージがありますが、自社サイトの場合は自分で集客する必要があります。

メインとなるのは検索エンジン対策、そしてリスティング広告ということになるでしょう。

メルカリでの成功事例

ところで、最近の物販をやっている会員さんの成果を拝見していますと、メルカリを使っている人が出てきましたね。
メルカリというのは当初、スマホカバーなどの安い商品が主流だったのですが、今や高額商品もヤフオク並みに売れるのだとか。

会員の岡田さんはミュージシャンなので、中古のドラムセットをヤフオクなどで仕入れて、それをメンテナンスした上で販売しています。
このメンテナンスが付加価値になりますから、仕入れの数倍の金額で売れることになるわけです。

販売先でもっとも良いのがメルカリだそうです。
趣味の延長線上で行っているビジネスなので、楽しみながらやっていると話してくれました。

このように販売チャネルというのはアマゾンやメルカリなどさまざまあるわけですが、ご自身の商品によってどこが良いのか考える必要があります。
果たして売れるのか、そして利益がしっかりと出るのかということですね。

年間で数億円売れているけれど利益は驚くほど少ないという話はよく聞きますので、ここの見極めは注意が必要になってきます。

自社サイトをコツコツ強化!

ライバルがレビューの操作で台頭し、利益率がますます低くなる中、ショッピングモールに出品することが難しくなってきた時代ではあります。
しかし、先ほども書いたように販売チャネルというのはさまざまあるわけです。

その販売チャネルの中でもっとも利益が残るのは言うまでもなく自社サイトということになりますね。
自社サイトで広告費を使わずに集客ができている場合は、たっぷりと利益が残るということになります。

利益額ということで言えば、アマゾンで月間に1000個の商品を売っている場合と自社サイトで100個売っている場合では同程度かもしれません。
重要なのは「売上額」ではなく「利益額」だということですね。

広告費を使わずに集客をするもっとも代表的な方法は検索エンジン対策ということになるでしょう。
これは10年以上前から変わらないので、面倒くさがらずにコツコツと行ったほうが良いですね。

コツコツやっている人が勝つという、集客のメインストリームは変わらないということです。

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