瞑想が重要と言われる理由
高い集中力を発揮できる人は、
モチベーションの波の整え方を
知っている。
脳を整理する実践法を身につけ習慣化させる!
15分の瞑想は2時間の睡眠に匹敵
海外のプロスポーツ選手や有名経営者は瞑想をやっているとよく聞きます。
瞑想の効果は、「ストレスが減少する」「不安が和らぐ」「集中力が高まる」「創造性が高まる」などが挙げられ、15分の瞑想は2時間の睡眠に匹敵するとも言われます。
質の高い睡眠がとれたときは、目覚めもよく頭がスッキリすると思いますが、同じような効果があるのです。
日頃、私たちは頭の中で常に何か考えています。
「あれをやらなきゃ、これをやらなきゃ」「あのとき、もっとこう言えばよかった」「部長にこれを報告するの憂鬱だなぁ」……。
心配事や後悔、怒りなど、一つひとつじっくり考えなくともさまざまな思考が渦巻いているのです。
瞑想では、思考をストップさせます。呼吸に意識を向け、考えない状態を作ります。すると、脳が整理されていくんですね。
睡眠中も「脳の整理」をしていますが、瞑想であらかじめ脳の整理をしておくと、睡眠が深く、より効率的になるそうです。
日々忙しい人は「瞑想の時間なんてとれない」と思うかもしれませんが、忙しくて睡眠時間を削っている人ほど、瞑想の時間を作るといいでしょう。
疲労が減って、心も安定してきます。
私がやっていた瞑想
私自身も瞑想を2年間ほどやっていた時期があります。
やはり、とても高い効果を実感しました。
集中力が高まって仕事がはかどり、精神的にもとても落ち着きました。
私がやっていた瞑想のやり方は、
①あぐらをかいて座る
②半眼でろうそくの火を見つめながら、ゆっくり呼吸する
③心配事などの思考が出てきたら、それを追いかけずに棚上げする
④15分~30分で終了
というものです。
半眼とは、薄く目を開けて1~2m先を見ることです。
目を完全に閉じてしまうとイメージが浮かびやすくなってしまうので、半眼にします。
眠ってしまうのを防ぐ意味もあります。
瞑想は眠っているときと同じような脳の状態になりますが、実際に眠ってしまうと意味がないのです。
ろうそくの火、線香の煙などをぼんやりと見て、視点を固定させます。
最初はどうしても考え事が出てきて集中できないかもしれませんが、慣れてくると早い段階で「瞑想状態」に入れるようになります。
とくに起業当初など、不安や焦りの強いとき、モチベーションに波があるとき、こういった瞑想は非常におすすめです。
指導を受けてはじめるのがいいでしょう
ただし、瞑想には少し怖い部分もあります。
「瞑想状態」に入ると、それが気持ちよくて抜けにくくなってしまう人がときどきいるのです。
丸二日や三日、飲み食いせずトイレにも立たず、ひたすら座っていたという話をいくつか聞いたことがあります。
私たちがやりたいのは修行ではありませんし、日常生活に支障が出ては困ります。
ですから、これから瞑想にトライする人は、きちんとした人に指導を受けてはじめるのがいいでしょう。
瞑想を教えてくれるところはたくさんあります。調べてみてください。